BATTLE 23

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氷室(入りが甘かった…?今のは効いてるハズなんだがなぁ) 氷室は自分の右手を眺めている。 山崎「テメー、今の一撃に自信があんのか?…悪いな、軽すぎるワ。」 氷室「軽くて当然だろ?今のは"味見"だからな。」 山崎「味見ねェ。ならアドバイスだ。スパイスを足しとけッ!」 ゴアッ! 氷室「トロいんだよテメー。」 山崎「別に殴ろうとしたんじゃねー、テメーの頭を掴みたかったんだ。」 氷室「がっ!?」 俺は右拳を放ち、氷室に回避させた。 空を切った俺の手は、そのまま氷室の髪を掴む。 山崎「俺が特製スパイスをくれてやる。」 氷室の顔を膝へ持っていく。 そして膝を氷室の顔面へ放つ。 ズガァッ!! 氷室「むぶっ!」 山崎「まだ刺激が足りねェか…?」 ゴガッ! 氷室「ゴッ!!」 加島「辞めてくれ山崎…」 山崎「なんだ加島。」 加島「俺は…"暴風"になるんだ…」 山崎「それは、お前の意志か?」 加島「ああ…!」
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