BATTLE 23

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加島「それは違いますよ!!ただ、山崎を見て…目が覚めた気がしたんです…」 氷室「………山崎ィィィ…!!テメーはルーキーを潰したんだァ。覚悟は出来てんだろうなぁ?」 山崎「潰した?何言ってんだテメェ。」 氷室「やる気をなくした風はもう風じゃあねぇ。」 山崎「やる気ならあるんじゃねーか?なあ加島。」 加島「ああ!」 氷室「俺らに盾突く風は、飲み込んで掻き消す。」 加島「山崎、氷室さんは俺が倒す。」 山崎「是非そうしてくれ。お前の暴れっぷりを見たい。」 氷室「"そよ風"が"竜巻"に勝てると思ってんのか加島よ。」 加島「俺には今、"味方の追い風"が吹いてる。風に風が絡んで…勢いは増すッ!」 加島と氷室の戦いが始まった。 加島の気まぐれ?から始まった今回の事。 俺を越したいと、ある日思い立った加島は、半ば暴走気味だった。 この一月で、変わった。 確かに加島は変わった。 以前は感じられなかったプレッシャーを放ったり、拳に圧が乗ったり… しかし、中身はやっぱ加島そのものだ。
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