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加島「まぁ、な…お前は俺の目標だから…。」
山崎「なんで俺みたいなカスを目標にするかねぇ…もっと凄い奴を狙えよ。」
加島「なんでカスなんだよ。」
山崎「誰一人守れない最低な人間だからさ。自分の女さえもな。」
俺は夏姫を守れなかった。
夏姫「山崎クン、それはもういいから…気にしないで…」
加島「その事か…」
数カ月前、複数の男達に女性数名が暴行されるという事件が起こった。
その日はたまたま、夏姫と出掛ける予定だったのだが、いつまでたっても夏姫は待ち合わせ場所に来なかった。
電話をしても出ない。
メールをしても返って来ない。
不安になった俺は周辺を捜索した。
しかし、辺りに夏姫の姿はなかった。
そんな時、2人の男とすれ違った。
すれ違った際に、会話を聞いた。
『さっきの女、もっと味わえば良かったな。』
さっきの女…?
山崎「なあ、その話少し聞かせてくれねーか?」
男A「ああ?なんだよ。キモい奴だな。人の会話聞いてよ。」
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