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山崎「わ、悪い。女って聞いてよ。」
男B「はっはぁー、変態かよ?まあいいぜ。この先のクラブに行ってみな。なかなかイイ女で遊べるぜ。」
山崎「どんな女なんだ?」
男A「特徴なんて見ればわかっからよ。行ってみな。」
この2人の証言を頼りに、行ってみた。
その女が例え夏姫じゃなくとも、場合によっては助けてやらなきゃならない。
夏姫じゃない!と思いながらクラブへ行くと…
まだ営業時間じゃないにも関わらず、かなりの人数が店内に居た。
山崎「うっ…!」
人込みを掻き分け、進んだ先には怒りを引き出すには十分過ぎる光景があった。
山崎「テメェらあああァッ!!!」
卑猥な姿の女達を取り囲む男達。
その中には涙を流しながらぐったりと横倒れになる夏姫の姿もあった。
……………
加島「お前から連絡受けた時は流石に頭にきたな。」
山崎「俺は死ぬべきだと思ったよ。いや、今でも死ぬべきなのかもな。」
夏姫「もう…やめて、その話は…」
山崎「わ、悪い。すまん…なぁ加島。分かっただろ、いかに俺がカスか。今だって夏姫を考えてやれずにこのザマだ。」
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