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夏姫「だから……
山崎クンは愚か者なんかじゃ……
ないよ。」
少なからずそう思ってくれる人が居るって事は、そうなんだろうか。
夏姫の言葉が胸に響いた。
……………
山崎「なんだテメーら。ブンブンうるせぇんだよ。」
あれから数日後、俺はバイクに囲まれていた。
こいつら、何者だ。
ザグッ!
山崎「ッ!?」
左足のふとももに、短いナイフが刺さった。
山崎「ぐああッ!!」
バイクの集団の1人が、手を掲げる。
その手が振り下ろされると同時に、一斉に攻撃をしかけてきた。
動きたいところだが、足が痛くて動けない。
俺の行動を封じる為に、ナイフを刺したんだろうか。
ゴッッ!!!
山崎「がっ!?」
後頭部に凄い衝撃が走った。
鉄パイプか何かで殴られたのか…?
ボギャッ!
山崎「うごはっ!!」
お次は脇腹に激痛。
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