BATTLE FINAL

10/16
前へ
/404ページ
次へ
ふん、今更湧いてきやがったぜ。 懐かしいこの感じ… やられたらやり返す。 シンプル過ぎるというか、単純というか… とにかく、やる気と怒りに火がつきやがった。 寝てる場合じゃねェわな。 今すぐ俺をやりやがった馬鹿共を叩き潰してやる。 …………… 山崎「……待ってろよ。」 加島「うぉわ!!きっ、気付いたンか!?」 山崎「おはよう加島ァ…」 加島「夏姫…夏姫ぃ!山崎が目ぇぇ覚ましたゾ!」 山崎「騒ぐんじゃねえよ。周りに迷惑だろうが…。」 加島「や、山崎…おまえ、どうした?妙にドス効いてんな?」 山崎「どんな理由があって、俺はこんな目に遭ったかは知らんが…湧いてくるんだよ。闘志ってモンがなあ…」 加島「落ち着けよ、な?」 山崎「落ち着いてるさ…お前こそ落ち着けよ。」 加島(この迫力…ッ!会話するだけでビキビキ伝わってくる凄み…戻った、戻ったんだ!) 山崎「お?何処行くよ、加島。」 加島「夏姫を捜してくる!」 慌ただしく加島は病室を出ていった。
/404ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3385人が本棚に入れています
本棚に追加