BATTLE 1

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店員「コラ、おまえら何やってんだ!警察呼ぶから大人しくしろ!」 敵「ちっ!おい、退くぞオメーラ!」 バタバタと逃げ出す敵を見て、俺は立ち尽くしていた。 加島「お、実際呼ばねークセに雰囲気出すのうめーな。」 店員「ったく、またお前の仕業か!」 この店員は五林(ごばやし)。ゲーセン店員に似つかわしくないガタイの持ち主だ。 こうやってハッタリをかまし、その場を纏めてしまう。 とは言え、ビビらねー奴はビビらねーが。 ただ、コイツに逆らって返り討ちに合った奴を何人も知っている。 加島「山崎ィ、もうちょい早く来てくれよ…」 山崎「ふん、出向かねーよかマシだろ?」 五林クン「あのさあ、普段止めに入る俺の身にもなってくれよ。」 山崎「なら、いい加減、加島を出禁にしろよ。」 加島「オイオイ、そりゃナンセンスな意見だぜ?」 五林クン「おーっ、それもそうだな!よし、加島お前出禁ね。」 加島「そりゃねーだろ、五林ちゃん~」 山崎「はぁー…で、さっきの連中とやるの?」 加島「お、おう。なんだ、乗り気か?」 五林クン「どうでもいいけど、ここで暴れるのだけは勘弁してくれよ?」 山崎「その時は、この加島大先生をギタギタにしちゃって。俺が許すから。」加島「アホ、殺されちまうよ!」 ……という訳で、さっきの連中と喧嘩する事となった。
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