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俺とのやりとりを終えると、加島は帰っていった。
俺は明日に備え…
また、読書に耽った。
翌日、予定していた時間に現場に到着した。
だが、加島の姿を確認出来ない。
山崎「あれ…あいつ、遅刻か?珍しいな…」
キョロキョロしていると、向こうの陰から声が聞こえた。
?「おーい、キミが捜してるのはコイツじゃないのかい?」
ソイツはそう言うと、加島を足蹴にして突き出した。
加島はもはや、ボロボロである。
山崎「……。」
加島「や、ま、ざ…き…」
ドシャッ と音を立て、加島は倒れた。
山崎「…さて、考えるまでもない。全殺しだよ、オマエラ。」
?「僕のチームに喧嘩売った事、後悔しなよ?」
山崎「テメーも、ソイツをキズモンにした事…後悔しろよ。」
この野郎、エリート小僧か…
ん?待てよ、聞いた事がある…
このエリート面した奴について…
表向きは、エリートな坊ちゃんだが、ポーカーフェイス…
裏の顔は、とにかく汚ねぇ。金にものを言わせる極悪非道のカスだ。と…
山崎「お前…なんつったっけ…確か…」
薮内「薮内だよ。ふーん、どうやら僕の事を知ってるようだね?」
山崎「ああ…外道だ。って聞いてるぜ。」
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