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薮内「外道……ねぇ…。オイ、お前ら!あいつをぶっ殺せ!」
山崎「雑魚に用はねぇ。薮内、ハナっからテメー狙いだ。」
薮内「ヒッ…くっ、お前ら!奴を近付かせるな!確実にぶちのめせ!」
山崎「オラオラ、邪魔だぞ!どけコラァッ!」
バキ! ドゴ!
薮内「はは、ハハハッ!馬鹿だろお前!数で圧倒的に負けてるんだ、勝てる訳無いのになぜ向かってくるんだ!?」
山崎「さあな!ただ、虫酸が走るんだよ。テメーみてぇなのをみてると、なァッ!」
ドカっ!
雑魚「ごぶぁ!」
薮内「うっ…!げ、外道っていうのは、お前みたいなクズの事を言うんじゃないのか!」
山崎「それは断じて違うね、俺は…」
俺は…俺ってなんだ?
正義の味方?いーや、そんなキャラじゃねえのは分かってる。
今はそんな事どーでもいい。
一応、ダチである加島のあの姿を見せられたんだ。
その借りを先ずは返す。
それだけだッ
山崎「あと2、3人ぶっ飛ばしゃあ、テメーの面にぶち込んでやれるぜ。覚悟しとけよ、カスが!」
薮内「(ギヒ…ギヒギヒッ!こ、殺してやる!僕を馬鹿にした罰だ!このナイフでめった刺しにして、魚の餌にでも…)」
ドパァッ!
山崎「どうだ痛いか?あぁ?」
薮内「ぶぶあ!」
山崎「そのナイフ、どう扱おうってんだ?ほら、持てよ。構えろよ。」
薮内「ぢぐしょう!ごろしてやる~!」
奴は、がむしゃらにサバイバルナイフを振り回す。
空を切ってばかりだが、なかなか鋭利だ。
山崎「ん~、ナイフ持たせない方が良かったかなあ?」
ゴーンッ…
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