BATTLE 1

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薮内「外道……ねぇ…。オイ、お前ら!あいつをぶっ殺せ!」 山崎「雑魚に用はねぇ。薮内、ハナっからテメー狙いだ。」 薮内「ヒッ…くっ、お前ら!奴を近付かせるな!確実にぶちのめせ!」 山崎「オラオラ、邪魔だぞ!どけコラァッ!」 バキ! ドゴ! 薮内「はは、ハハハッ!馬鹿だろお前!数で圧倒的に負けてるんだ、勝てる訳無いのになぜ向かってくるんだ!?」 山崎「さあな!ただ、虫酸が走るんだよ。テメーみてぇなのをみてると、なァッ!」 ドカっ! 雑魚「ごぶぁ!」 薮内「うっ…!げ、外道っていうのは、お前みたいなクズの事を言うんじゃないのか!」 山崎「それは断じて違うね、俺は…」 俺は…俺ってなんだ? 正義の味方?いーや、そんなキャラじゃねえのは分かってる。 今はそんな事どーでもいい。 一応、ダチである加島のあの姿を見せられたんだ。 その借りを先ずは返す。 それだけだッ 山崎「あと2、3人ぶっ飛ばしゃあ、テメーの面にぶち込んでやれるぜ。覚悟しとけよ、カスが!」 薮内「(ギヒ…ギヒギヒッ!こ、殺してやる!僕を馬鹿にした罰だ!このナイフでめった刺しにして、魚の餌にでも…)」 ドパァッ! 山崎「どうだ痛いか?あぁ?」 薮内「ぶぶあ!」 山崎「そのナイフ、どう扱おうってんだ?ほら、持てよ。構えろよ。」 薮内「ぢぐしょう!ごろしてやる~!」 奴は、がむしゃらにサバイバルナイフを振り回す。 空を切ってばかりだが、なかなか鋭利だ。 山崎「ん~、ナイフ持たせない方が良かったかなあ?」 ゴーンッ…
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