ヒトメボレ。

3/3
前へ
/18ページ
次へ
「ユウゴーっ!!!何喋ってんのよ!さっさと…並べー!!!」 「は、はいぃっ!」 …… 突如現れた彼女は、 背が高く、スッとしてて、 恐らく肩まである髪の毛を 高い位置で一つに結んでいる。 少しだけ、ツリ目。 でも…… 「可愛い…超美人…」 もろストライク! ヒトメボレ、してしまいました…。 「ん?新入?」 強気な目が、真っ直ぐこちらに向けられた。 可愛い… マジ可愛い。 「矢野…ナオキね」 「はい!学卒の22歳です!よろしくお願いします!」 「うんうん。そうか。 じゃあナオキ? さっそくだけど……」 「はい?!」 「さっさと並べ」 ………はい。 強い、なぁ。 すきだけど。 こーゆうタイプ。 燃える! 超燃える! 「ユウゴさん」 俺はユウゴさんの隣に立ち、こそっと言った。 「狙っても、いいスか?」
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加