関大橋

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香野は相変わらず被害者を調べている。 俺は何をしていいのか解らずただ立ち尽くしていた。すると香野が話しかけてきた。 「高田さん。被害者はタバコを吸わないみたいですね」 俺は驚いた声をだしてしまった。 「ええ!!どうゆうことですか?!」 「被害者の口の中を見てみたんですけど、歯にタバコのヤニがまったくついてなかったんですよ」 「なるほど!!…つまりどうゆうことですか?」 「つまり、高田さんが見付けたタバコも私が見付けたタバコもどちらも偽物ってことですね」 俺は香野がそこまで説明しても答えが解らなかった。 「つまりどうゆうことですか?」 「つまり長谷川が残したメモの答えはタバコのラ―クってことになります。被害者の持ち物でないタバコを被害者が持っていた。そして被害者の近くにも落ちていた。しかしどちらも偽物。つまりは仲間はずれです。ラ―クとゆう言葉に聞き覚えはありませんか?」 「ラ―ク……あっ!!確かラ―クってゆうスナックがありましたね」 「そのとうりです。ここから歩いて10分ほどのところにあるスナックのラ―ク。次に私達が目指す場所はきっとそこでしょう」 香野が説明しおわると同時に警察が現場に到着した。高田は現場に到着した制服を着た警官に事情を説明した。 そして現場を任せると香野と高田はスナックのラ―クにむかった。 しばらく歩くと信号につかまってしまった。 この時間がなんとももどかしい。 ふと香野を見ると何やら考えごとをしているようだった。
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