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卒業式の夜…
「ただいまー」
「ん、お帰り~買い物してたとしても帰りが偉く遅かったわね?。」
今しゃべってるのは俺の姉であり保護者の 神崎雪魅
「いやさー、学校で呼び出しくらってさ…」
手に持った買い物袋を置きながら答える。
「あらあら、狼呀が呼び出しなんて…なーにしでかしたの?」
キラキラした目で聞くなよな…
「何もしてないよ。なんか学校に俺宛てで書類が来たらしいよ。」
「なんだ…残念…」
何を期待してたんだ…
「で、これがそれなんだけど」
俺はそれを鞄からだして中身を確認しようと…
「お兄ちゃんお帰り~」
急に後ろから勢いよく飛び付かれた。
「うわったぁ!?」
そのまま派手に倒れそうになり書類が姉さんのほうにとんでいきばらまかれた…
「あらあら。」
俺はそのまま倒れのしかかられる…
「桜、痛いよ…ついでに重…」
頭の上にどす黒いオーラが…
「お兄ちゃん、それ以上言うなら…」
「ゴメン!?全然重くなんてないです!むしろ軽くて心配になるくらいです!」
危ない…危うく若干15歳の若さで死ぬとこだった…
「まあ、今回は許して上げるわよ…」
ふう…しのぎきった…
今のは言うまでもなく俺の妹である神崎桜だ。
「ふう、いたたた…もう、急にくるから受け身もとれないし…
ん?どうしたの姉さん?」
姉さんの手が書類を持ってプルプルしている…
「どうしたの?姉さん?」
桜がひょこひょこと姉さんのほうにいって書類を眺めて………
固まった!?
「どうしたんだよ、姉さんも桜も…」
近ずいて書類を取り上げて見てみると。。。
(貴方を我が白煉魔法学院に特別推薦生として招きたいと思います。
ちなみに貴方が受験した高校は全て我が学校がキャンセルさせていただきました。
詳しくは後ほど学院にて説明させていただきます。
必要なもの、学費等は我が学院で受け持ちますので悪しからず。
では4月1日に学院にお越しください。
白煉魔法学院 学院長
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