俺達のお騒がせ騒動!

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季節は春。 ただ慌ただしく揺れる 東京があった。 信号が赤になったら 人々も車も立ち止まる。 でもそれはほんの 一瞬のことであり 青になったら また歩き出していく 都会はそんな繰り返しだ 仕事か?デートか?買い物か? 人々がそれぞれ何のために 歩いているのか? すれちがっても 何も分からない ただ変わりつつ時間に 流されながら皆生きてる 時が止まってほしい そして自分の現状を 考えてたい 何らかの魔法で 時が止まれば みんな固まってしまう そう、 「だるまさんが転んだ」を して止まるかのように もし鬼が存在するなら それは間違いなく 世界だと思う 今も世界のどこかで 誰かが笑い、誰かが泣いて 誰かが喜べば誰かが悲しみ 誰かが生まれれば 誰かが死んでいる
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