始まり

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しかも山道… 家までは40分ぐらいかかってしまう。 俺「かよごめんって!」 かよ「プッ!なにけい!気にしてんの?」 俺「はっ?」 かよ「けいってバカだね!かよはいつもけいが頑張って仕事してるの見てるよ!魚臭くなったって仕方ないよ!けい頑張ってるもん。」 けい「でも今まで完全に空気がおかしく…」 かよ「わざとやってみた♪」 けい「騙したのか?」 かよ「そうだよ!あははっ!」 けい「ちっくしょー!あはは!」 他愛もない事。だけど、かよと居れば自然と笑いが零れた… これが始まり。まだまだこの不思議な感覚が、《好き》と言う事に気付いていなかった…
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