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衝撃の日から一夜明け…
~♪~♪
あーもう!
うるさい!!
ていうか、今何時だよ…?
眩しい位の携帯のディスプレーを目を細めながら見る。
「5時…半」
ディスプレーには、昨日登録されたばかりの真新しく、うざったい名前が表示されていた。
腹がたって、終話ボタンを連打する。
……が
~♪~♪~
しつこい!!
っていうか非常識も甚だしい!!
怒りのせいで大分覚醒してきた私は、一言文句を言ってやらなきゃ気が済まなくなった。
『もし~?ちょいなんで切ったりしたわけ?』
人の気もしらないで、ヘラヘラした声だして。
「今何時だと思ってんのよ!!非常識極まりないと思わないわけ!?
こっちはまだ眠いってのに起こされて、迷惑してんだけど!」
『………』
あれ……ちょっと言い過ぎたかな?
静かになった電話の向こうを少し気にする。
…もしかしたら用事があったのかもしれないし、一応謝っとくか…。
「あの…『で?』
はい?
今『で?』とか言った…?
全然反省なんかしてないじゃん!
こんな奴に一瞬でも謝ろうとしたなんて、バッカみたい!!
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