Heart.2

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衝撃の日から一夜明け… ~♪~♪ あーもう! うるさい!! ていうか、今何時だよ…? 眩しい位の携帯のディスプレーを目を細めながら見る。 「5時…半」 ディスプレーには、昨日登録されたばかりの真新しく、うざったい名前が表示されていた。 腹がたって、終話ボタンを連打する。 ……が ~♪~♪~ しつこい!! っていうか非常識も甚だしい!! 怒りのせいで大分覚醒してきた私は、一言文句を言ってやらなきゃ気が済まなくなった。 『もし~?ちょいなんで切ったりしたわけ?』 人の気もしらないで、ヘラヘラした声だして。 「今何時だと思ってんのよ!!非常識極まりないと思わないわけ!? こっちはまだ眠いってのに起こされて、迷惑してんだけど!」 『………』 あれ……ちょっと言い過ぎたかな? 静かになった電話の向こうを少し気にする。 …もしかしたら用事があったのかもしれないし、一応謝っとくか…。 「あの…『で?』 はい? 今『で?』とか言った…? 全然反省なんかしてないじゃん! こんな奴に一瞬でも謝ろうとしたなんて、バッカみたい!!
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