Heart.2

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「あれ??何固まっちゃってんの?? つーかさ、今日の罰掃除は裏庭の落ち葉掃きだって~。 かなり面倒くさくね?」 「………」 話してほしくない事を次々と明かしていく結城。 「てか、シカト?」 結城が目の前で手をヒラヒラさせているけど、私は開いた口が塞がらなかった。 「ねぇ……」 それまでボー然と私達のやり取りを見ていた舞が話し出す。 「な、なんでしょ…?」 「昨日の告白ってさ……冗談じゃなかったの?」 舞の視線は私ではなく、結城に向けられていた。 「冗談??んなわけねーじゃん」 自信満々に笑顔で答える。その結城の笑顔を見ていた女子達が、一斉に赤面する光景はなんとも言えない。 「……朝一緒に来る約束してたのよね?」 「あぁ。どっかの誰かにすっぽかされたけど」 舞の視線が結城から私に移動する。 「…あんた、OKしたって事…?」 「……」 話の流れ的に、そう思われて当然だ。 「OKしたっていうか…」 「…なによ?」
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