なんなんだよ!!

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俺は、彼女を彼女の家まで送り、自分の家に帰って来た。 『ただいま~…って誰も居ねぇよな。』 さっそく例のブツを袋から取り出し、筒状になったビニールの中から、おっぱいを……いやっ!!相澤まりなをゆっくり引き抜いた。 実家に住んでいた頃には、絶対に貼りたくなかったグラビアアイドルのカレンダー。 『やっぱ男は一人暮らしだよなぁー♪自由!freedom!!♪♪最高の響きだぜぇぇ~~☆♪』 俺は、予想通りニヤニヤしながら、相澤まりなを以前から考えていた場所に貼った。 貼ったというよりも、飾ったって表現の方が正しい。 何せ、それ用のポジションまで準備していたのだから。 『おっと、駄目駄目。』 さすがに新品のカレンダー。巻かれていたせいもあり、癖でクルンってなってしまっている。 俺は、すかさず相澤まりなを手に取り、逆方向に巻きだした。 『さっきよりましだな…。』 俺は、既に必要の無くなっている1月を破り、元の定位置に飾った。 こんな行動はカレンダーに限らず、誰もが何かでやっているんだが、下心丸出しのせいか、次いでに馬鹿も丸出しになっていた。
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