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「今な、さっきの小鳥が落としていった羽の上に乗って空を飛んでるンだぜ。風が気持ちいいだろ?」
サ----っと風に吹かれグルーミィは「うん」と答えました。
僕はグリタと出会ってから『うん』しか言っていない。
グリタの言うことは全部本当だから。
きっと空なら景色もあまりないし、風をあじわえるからって空を飛ばしてくれてるんだ。
「グリタはすごいね。僕に星を見せてくれたり、鳥のケガを治したり、羽に乗せてくれたり。」
「へへ💦照れるだろ」
グリタは恥ずかしそうに笑って言いました。
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