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カサカサ…
森の中は案外静かで何もいないかのようだった。
たまに木々にとまっている鳥が羽ばたいただけで驚いてしまうほどだ。
「ちょ…まじ怖いな…。寒いし!」
その時…シルラは何やら柔らかいものを踏んだ。
「のわあああ!ぢゅわっ!って糞かよ…。まてよ…。だとしたらこの近くにいるってことか!」
「グル…グル?…」
その先を進んでいったシルラは木に隠れて何かをみていた。
「あれは…モンスターか?
恐竜みたいだし!食われるだろ!
まぁ様子をみよう。
あいつ単独行動みてえだしな」
恐竜みたいなモンスターは何やら木の枝を集めては一ヶ所に集めているみたいだ。
その動作が繰り返されてしばらくすると火を起こした。
「知能は高いみたいだな…」
するとモンスターは鹿の肉を千切り焼きだした。
「しめた!今だ!」
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