抗争につぐ抗争、血で血を洗う中学生時代(笑)(`、´X)

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だんだんわかってきた事なのだが、3年生の先輩方はまるで極道並みに恐い人達が大勢いたが、2年生はたいして気合いの入ったツッパリはいないのであった。 そんな、恐い3年生が卒業してしまうと他校との抗争事件も格段に減って静かになっていった。 しかし、一歩 学校の外を出歩いてるといつ襲撃を受けるかわからない。 そんな訳で俺はクラスメイトの友人T君(後の副番長)と少林寺拳法を習い始めたのである。 当時はジャッキー・チェンの映画が流行ってたので、みんなこぞって 空手、中国拳法、ボクシングなどを習ってました。 授業が終わって休憩時間になるとたちまち、あちこちで他流試合が始まるのです。廊下を歩いてるといきなり横から蹴りが飛んできたり と(笑) f^_^;とにかく、みんな元気なのよ 中学生になると女の子と違って、男の子は門限が無くなるのです。行き先さえ親に言っておけば、朝帰りしよ~が何も言われないのである。 だから友達数人と自転車でよく夜釣りに行ったりしました。 べつに魚なんか釣れなくても構わないのである。エサを付けて投げ入れ、竿だけ立てておいて 仲の良い友達同士でバカ話や、好きな女の子の話をしたりして一晩中楽しく過ごしました。 いつも日が昇り、7時ぐらいになると帰宅し始めるのだ。 その頃乗っていたのはドロップハンドルの自転車[羊の角の様なハンドルで競輪の選手が乗るような形の自転車(12段変速)] これがけっこうスピードが出るんよ (^O^) この自転車でえっちらおっちらと家まで1時間ほど走って帰るのである。 俺は集団の先頭を颯爽と走って行く。家まではあと20分ほどだ。
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