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「お前、弱いな~。ちゃんと練習しろよ」
いきなり馬鹿にして来たのは、水木だった。
「お前に言われたく無いわ、アホ水木」
俺達は結構仲良くなっていた。
お互いに信頼しあって部活に励んだ。
「今度の春の新人戦のメンバーを発表するから集合しろ」
鬼の春名先生が一言かけると全員、急いで集まった。
「発表するぞ、三年は…………補欠は………以上」
「次、二年は……………補欠は………以上」
「次、一年は、岩見、森山、正元、桑崎、水木、補欠は山本、藤井以上」
何と始めから大会に出さされて、中堅を任されてしまった。
「団体に出る奴はちゃんと練習しろよ」
先生が俺達を見ながら言う
それから毎日辛い練習が続いて筋肉痛になったりした。
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