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朝、目覚める。ベッドから周りを見渡すと片付かないままの実家の部屋がある。
どうしようもない現実と、無力のままの私がどっと押し寄せてくる。
朝からまた、どうしようもない愚痴を両親にぶつけ、それでも気持ちは晴れない。
どこも変わらない、怠けるだけ怠けてきた結果が鏡にうつる。
魔法がかかったように人を思いやったり愛したり、面倒くさいと感じることがいとも簡単にできるようになれば…なんて毎日毎日考える。
両親だって困ってしまうよね。「共存」と「依存」はまるで違うんだから…頑張ろうよ。
もう26歳だよ。
毎日楽しいわけなんてないんだからね。
…当たり前のことを当たり前にやるだけ、ぐらい…全然できてないよね。
やっぱり自己中。
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