教室にて

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   彼女と二人でいること……それが俺の幸せだった。  特別なものが無くても、全部「特別」。  他愛ない会話が続けば充分楽しくて。  青春の全てをつぎ込んでも惜しく無いとさえ思えた。  俺が笑うと、彼女も楽しそうに笑ってくれるから……。  二人でいるときに、笑顔が絶えたことは無かったね。      
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