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*似てる二人*
「俺たちって似てるよな。」
いつだか元親がそんなことを言ってた気がする。左右違えど、眼帯で隠している目には、お互いの重く苦しい過去が詰まっている。また、俺たちを慕う奴らはほとんど荒れくれ者ばかり。そんな奴らに「兄貴」とか「筆頭」とかと慕われる俺たちは、やっぱ似てるのかもしれない。
「ま、頭の出来は違うがな。」
「どーいう意味だそれは?」
「……ッ!?」
呟いた独り言に答えが返ってきたのに驚いて振り返ると、あの乳首丸出しの派手な衣装から一変した落ち着いた感じの着流しを来た元親が立っていた。
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