―夏休み―

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暑い‼ とてつもなく暑い。 暑い陽射しが照り続けている中 1人の少年は苛々しながら 公園のベンチに座っていた。 「まだかぁ?」 一言ボソリと漏らす。 ほとんどの子供達が遊びほうける『夏休み』だというのに なぜ 自分は暑い中人を待ち続けなくてはいけないのだろうか。 「まぁ 遊びじゃねぇから 仕方ないんだけどねぇ」 片手でうちわを扇ぐ。 少年は ある秘密組織に雇われた少年だった。 仕事は2人ペアだ。 彼はその相方を待っているのだ。 彼は 以前 相方を失っていた。
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