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「夜月っ!!」
「ん?あ、ぁ…あぁ…」
「やっぱり…」
「あぁ…」
テストが終わって数日たちました…
そして今日結果発表なんですが…
もちろん赤点組には私の名前があって。
夜月は驚いてか、目が点になってるし…
「「はぁ…」」
ため息をつくと、声が誰かと重なって。
後ろを向くと…
「…あれ?鈴谷君じゃん」
「よぉ…もしかしてお前も追試組!?」
鈴谷は同じクラスのやつで。
あんまりしゃべった事ないけど…
「うんっ!
よかった…私一人と思ってたよ。」
「大丈夫だよ、追試しっかりしとけば学年は落ちねぇし…」
そう言いながら笑って鈴谷としゃべっていると。
「華恋!」
「ん?」
「帰るぞ…」
隣にはいつのまにかムスっとした夜月。
まぁ、なんでムスッとしてるかはだいたい想像つくけど…
「はいはい…じゃあね、鈴谷君」
「おう☆また明日な!」
そう言って鈴谷君と別れ…たんだけど…
「華恋…」
「んっ…」
振り向くと激しいキス。
「追試の時…あんまりアイツに近づくなよ。」
「わかってるよっ☆」
嫉妬してる夜月もたまにはいいなあ…可愛いし…
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