~出会い~

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ネズミの長老「お前どうやってここへきた?」   少年「……………」   ネズミの長老「いつまで驚いておる」   少年は首を横に振った。   ネズミの長老「じゃあなんじゃ」   少年は指をさした   ネズミの長老「だから人、いやネズミを指さすでない」   少年はまた横に首を振った   少年「後、うしろーっ」   ネズミの長老「なっ、後となっ」   長老は振り返ると、影がせまってきた   ネズミの長老「えっと。逃げるぞ」   長老はそそくさに走りだした。   タッタッタッタッタッタッ   蛇だった   シュルルルルルゥー   蛇は今度はこちらを見ている   少年「えっ?ネズミィー待ってーーーーぇ」   タカタカッタカタカタカタカッーー   長老の後を追い掛けた
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