406人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
■2007年3月24日
■タイトル:本日一回目の日記
只今の時刻AM9時、公園を散歩して煩悩を打ち消そうと必死な自分が自分で可哀想に思える。
こんな時間に日記書いてるのは、たった今会った奴があまりに好みだったからだ。
…まぁ…またオッサンなわけだが(煩悩に負けまくりだ)
そいつは娘と犬の散歩中の…おそらく40代のオッサン。
直ぐに俺のオッサンセンサー(何だそれ)に反応した。
無精髭にボサボサ頭をかきながら、かったるそうにしてる姿を思わず目で追っていたら
…目があってしまった
急に反らすのも何かと思ってじっと見ていたら
「何だ?」
低めの声で言われ、視線を下にうつし゛別に゛と反射で答えた。
「変な奴だな…」
と呟いたのが聞こえた。
聞こえないふりをして平静な態度をしていたが、妙に気持ちが高ぶってるのに気が付いた。
あぁ…あれが俺のど真ん中なわけだ。
オッサンの中でも、「強気」な奴が好きなわけか…
自分にオッサンの好みがある事にもショックだが、もうあのオッサンに会えない方がショックだと思っている俺って…末期だな…
最初のコメントを投稿しよう!