小説家の夢

7/7
前へ
/404ページ
次へ
「あとは……結果待ちだ。緊張するよな」 「ご苦労様。きっと笑顔の出る結果が来るよ」 「そうだね。なんか佑美の笑顔を見てると選ばれそうな気になってきちゃうよ」 「私は幸運の女神なんだからね!」 僕と佑美はお互いの顔を見合わせながら笑った。 「ところで、和久。もうすぐクリスマスなんだけどさ、なんか欲しいものってある?」 「欲しいもの? う~ん、別にこれといってないなぁ」 「本当にないの?」 「今のところは、思いつかないな」 「そっかぁ~じゃあ~クリスマスプレゼントは……で決まりだね!」 「へっ? 決まりって何が?」 「お楽しみ!」
/404ページ

最初のコメントを投稿しよう!

70886人が本棚に入れています
本棚に追加