プロローグ

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「いや、あの、素敵な胸でありますです」 「ちゃんと見て!」 「いや、あっ、はい、すいません」 高山さんは思わず吹き出して笑っている。 「やっぱり、ふくちゃん可愛い。じゃあ、また配達ヨロシクね」 そう言うと、やっとピザを受け取った。僕は代金を受け取ると、急いでエレベーターに駆け込んだ。<どういうつもりなんだ!!!> 高山さんは慌てる僕の姿を見て楽しんでいる。売上的には貢献してくれるから我慢しなければいけないのか? 段々と過激になっていく高山さんの行動に僕は悩んでいた。 そして、もう一つ僕を悩ませている事があった。 それは僕の住んでいるアパートで、半年前から起こっている事だった。
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