トラブルアパート

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ある日の夜中。僕のアパートに小学校からの悪友【神宮寺孝行・ジングウジタカユキ】が、その悩みを解決すべく浮かれ気分で遊びに来ていた。 「和久、例の時間はもうすぐかか?」 「そうだよ」 「ほほ~っ、ある意味羨ましいねぇ~」 「その目はなんだよ。孝行に僕の気持ちが分かるのかよ」 「シッ! 和久君。いよいよイベントの始まりのよいですなぁ~」 孝行は小声で言った後、ニヤリとした顔で壁に耳をあてた。 隣の部屋から聞こえてくる声。それは…… 「おお~っ! 和久君よぉ~アダルトビデオよりいいですなぁ~」 「どこがだよ」 「凄く良く聞こえる。和久が毎晩、興奮するのが分かるわ」 「冗談じゃない。毎晩毎晩、この声を聞かされている僕の気持ちが分かるか。毎晩だぞ!」 「分かる分かる! ア~ンかずひさぁ~俺達も一緒に萌えるか~」
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