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あのあと俺は、佳奈のことばっかり思ってしまって他になにもすることが出来なくなってしまってた。
気付くともう就寝時間で部屋の明かりがいきなり消え、部屋が真っ暗になってしまった…みたいな。
とりあえず俺はベットに寝転がり、今日のことを考えてみた。
今日は…俺の人生の中でも大切だった日の、五本の指に入るだろう。
裁判があって、死刑になってもう終わりだ…でもあいつらを殺せただけよかった…って思って。
でも俺は此処にきて、100分の1でも生きる可能性を見付けて。
佳奈にまたあえる可能性を手に入れた。
これからがどうなるか。
俺にはまだ分からない。
まだまだ始まったばかりだから可能性は沢山ある。
俺は…バトルに勝って、佳奈に会って見せる。
どんなに多くの血をみることになっても。
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