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裁判が終わった後、なぜか俺は目隠しをされ、車に乗せられた。
これから行くのってどこ?
車に乗せられて2時間くらい経っただろうか。
車がどこかへ停車したらしい。
ようやく俺は車から降ろされ、目隠しのまま歩かされた。
そして雰囲気で建物に入ったのが分かって、そこで目かくしを外された。
まるで学校のようなその場所。
なんでこんなところなんだ?
「こっちへこい。」
俺はその人についていった。
何個か角を曲がって着いたその部屋は、とても狭いところだった。
窓はない。
机を挟んで向こう側に椅子が一つ、ドア側に二つあった。
俺は奥のほうに座らされ、ドア側に男の人が座った。
男は話し始めた。
俺の人生が変わるかもしれないことを。
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