センチメートル

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「よーへい、ゆきー」 「積もるな、これ。」 「またー嫌そうな顔する。」 「そりゃーな、だって邪魔じゃね?雪って」 「そーかな・・・。」 「それより、風邪ひくって。」 「いーの!!風邪くらい。」 「あ、鞠香!!」 走り出した鞠香を追いかけて校庭を走り回った。 いつの間にか日は暮れていて、 雪だけが白く輝いていた。
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