センチメートル
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「何で早く積もれとか思えるんだよ。」 「わからないけど、こうしていられるうちに大好きな雪を体感してたいのよ。」 「・・・・・鞠香はばかだ」 「うるさいな。」 でも鞠香。 君がいなくなったら 俺はどうすればいい? 何を支えればいい? 何を追えばいい? 「早く積もれー」 鞠香が 空に向かって手を伸ばす 俺は何も言わずに 微笑んだ。
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