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悲しくて 悲しくて
泣きたいとき。
どんなに呼んでも
どんなに叫んでも
隣に居た貴方は もう居ない
悔しくて 悔しくて
泣きたいとき。
理不尽な痛み
自分しか解らない弱さ
涙が溢れないように 上を向いて歩いた
苦しくて 苦しくて
泣きたいとき。
どんなに探しても
誰に聞いても
答えが解らない
『助けて』が言えるほど
弱さ露呈して生きていけない
差しのべてくれる手を取ったときから
独りで歩けなくなってしまう
でも もう手遅れみたい
片足の貴方は もう居ない
――ひとりじゃ、歩けない……
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