愛し哀し

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別れたことが悲しいんじゃなくて 解りあえなかったことが哀しい 貴方の右手は ずっとポケットのまま 伸ばした左手が 淋しいよ 触れ合える距離 遠いと感じるのは僕だけ? 歩み寄っていたはずなのに いつしかお互い 離れていった また何処かで 巡りあったら今度は笑えるかな 引き千切られた思い出が ヒラヒラと消えてく 失うことで先に進めるのなら 悪いことじゃないよね 情けない声をあげて 必死でもがき続けるけど 苦い現実つきつけられて 喉を反らして 笑うことも忘れた あの頃 救ってくれたのは 君の声 ――ひとりじゃないから…
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