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「あらっ?アレンじゃないのーっ!!!vV」
ザパァッと海から音がしたかと思った瞬間
隣に居たはずの白ウサギが消え
ひかりはアリスが追い掛けて来たのかと辺りを見渡すと
人魚姫に抱き着かれて嫌がっている白ウサギが隣にいて
「セレナ離しなさいっ!!!ι…それに彼女の前ですよっ!!!」
「彼女…ってもしかしてっ!!!…キャァァ-ッvV逢いたかったわっ私達の愛しいひかりっvV」
妙にハイテンションな人魚姫にひかりは軽く圧倒されながらも
人魚姫…セレナの登場に
先程まであった緊張感は何処かへ消えさっていた
「セレナ」
「言わなくてもわかるわよぉっ…シャロルの怪我でしょっ?」
「…シャロル?…それにセレナって…?」
自分を中心に話す二人の会話についていけずひかりはさりげなく問い掛けると
セレナはしまったとゆうかの様に口を塞ぎ
「ゴメンなさぁ~ぃっι…でもアレンだって悪いじゃないっ!!!」
白ウサギは呆れたとでも言いたげな表情でセレナを見つめた後
静かにため息をついていた
「忘れろってゆうなら忘れるからそんなにセレナを怒らないであげてっ…それに聞いちゃいけない事を聞いたのは私なんだから」
怒るなら私を怒って…と言いながら瞳いっぱいに涙を浮かべているひかりに流石の白ウサギも勝てなかったらしく
「嫌…話しますよ…貴女には話さなくてはならない事も多々ありますしね…」
「私達には白ウサギとか人魚姫ってゆう名前以外に真名ってゆう本当の名前があるのよ」
「そして真名を持つ者は隆弘と血の契約をした者達だけなんですよ」
たんたんと話してゆく二人の話しを頭に入れながらも
じゃあチェシャ猫もお父さんと何かの契約を結んでいるのんだと納得している自分がいた
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