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……朝。
エアコンがつきっぱなし…。
髪がワックスでギスギスする。
余韻に浸っている内に寝てしまったようだ……。
(シャワーを浴びよう)
エアコンを止め
一階に降り、親に合わないように浴室に入りシャワーを浴びた。
サッパリして浴室から出る。
洗面台の鏡に映る、まだ馴れない自分の顔を見て昨日のコトが現実になった。
(コレから僕はどうなるんだろうか……)
…
……
その日は、親に今までで一番絞られた記念日になった。
夏休みは暑く、忙しく過ぎた。
鬼教師に凄く怒られて、補修に何回か行った。
コウヤとは沢山遊んだ。
それは僕を少しずつ、大きく変えたと思う。
……夏休みが終わる。
【第一章:終】
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