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 ゾクッ!!!!        今までの体験が脳裏を過ぎる。        怖い……。        でも、助けたい……。       私はどうすれば良いの??        ♪♪♪~        ♪♪♪~      体をビクつかせ携帯を見つめる、手に取り画面を見ると瑞希からだった。       『兄貴が!!!!』        私は鞄を掴み走り出した。              外はスッカリ闇と化し全てを飲み込む。街の灯が弱々しく光を朧気に揺らめかせていた。
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