□■□出会い□■□
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自分で思うのもなんだが、息子ひろしはよくできた息子だと思う。 まだ11歳だが、自分がいないときは家の事を進んでしてくれてる。 ひろしはさっそく段ボールを拾ってきて猫の家作りをしている。 「…猫の名前は決めたのか?」 父が尋ねる。 ひろしは上の方を見つめて考えこんだ。 少し間があき 「えーとね~… ミイ!」
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