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『ある日…(プロローグ)』
桜の木にもね…
沢山の花が綺麗に咲き…
暖かな心地の良い風が、優しく吹いていたの…
風はね…
優しく桜の花びらを空へと舞散らしていたんだよ…
ほのかな桜の香りが、辺りを…
優しく包んでいたんだ…
気持ちの良い
小春日和…。
私の大好きな…
春の匂い…。
そんな…
何気ないはずの、ごく普通な日だったの…
それは、突然…
始まってしまったんだ…
全てが…
私が、悪いからなのかなぁ…?
私が…?
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