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Ⅰ、公理より
1+0=1
0(1+0)=0・1
0・1+0・0=0・1
よって0・1は0・0を足しても変わらない
Ⅱ、k+0=kが成り立つと仮定すると
k+0+1=k+1
(k+1)+0=k+1
0{(k+1)+0}=0(k+1)
0(k+1)+0・0=0(k+1)
よって、(k+1)に0・0を足しても変わらない
Ⅲ、ⅠⅡより、帰納法より0・0はどんな自然数に足してもその数を変化させない数である。また、これに該当する数は0なので、
0・0=0
である
Ⅳ、
0・0を一つの文字と見なしたとき、係数は1なので
0・0=1・0・0
この0・0にⅢを代入すると
0=1・0
となる
ゆえに、1×0=0である
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