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マラカス「ここの公式を使えばこの式が簡単に出来るようになり…」
明「はぁ~」
正直言って数学の授業は暇で暇で仕方がない。
明は守の方を見た。守は教科書に弁当を隠しながら早弁をしている。明はまだ早弁をする気にはならない。
今度は信二の方を見た。信二は阿呆ズラで鼻糞ほじりながら漫画を読んでいる。漫画も読む気にはなれない。
授業を受ける気ない明は、ペン回しをしながら昨日教科書に書いた落書きを眺めている。
マラカス「じゃあこの問題を…石橋!」
明「げっ!俺かよ!」
明は急に指されてしまったため、ペン回しを失敗してペンを机から落としてしまった。
明「どの問題だよ?」
マラカス「この方程式の問題だ」
明「わかんねぇよ!」
信二「当たり前だ!明に出来たら俺にも出来る」
明「ブッ飛ばすぞテメェ!」
信二「すぐ暴力を奮う。だからお前は阿呆なのだ!」
ガツーン!!
信二「んがっ!?」
明はキレて自分の椅子を信二の頭に叩き付けた。
守「うわ痛そう。たんこぶ出来たな」
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