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「ハイデブっ早く走れっ!!」
今日は高校の入学式だ、入学早々遅刻しそうな二人。
メタボ気味の方の名はハイデブと言う。口癖は「昔は痩せてたキャプちゅ~っ」だ。
そして隣の奴は……
(ハイデブはふと、2年前同中学に転校してきた頃の彼を思い出した。)
「こんにちわっ!僕の名前は小田S直幸と言いますっ。」
アゴクラッシュが聞いた、
「小田SのSってなんて意味ですか?」彼女の顔は少し赤くなっていた。
小田はそれに激怒し、
「それはセニョールのSですっ!!安易な考えで変な事聞かないで下さいっ!!!」と答えた。
その時の顔はとても見れたもんじゃなかった事を覚えている。
あの頃が懐かしい……
正面玄関の入り口には黒人さんのような教師が立っていた。恐らく名前わモーフィアスだろう。
その教師が笑いながら言った…
「チャイム鳴たヨぉっハヤク中に入りナサイっ!!」
彼らは見ぬフリをして教室まで入っていった。
他のみんなはもぉ席についている、濃い顔の強者どもが揃っていた。
突然前のドアが開いた。
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