~第一章~ 出会い

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「ハイデブっ早く走れっ!!」 今日は高校の入学式だ、入学早々遅刻しそうな二人。 メタボ気味の方の名はハイデブと言う。口癖は「昔は痩せてたキャプちゅ~っ」だ。 そして隣の奴は…… (ハイデブはふと、2年前同中学に転校してきた頃の彼を思い出した。) 「こんにちわっ!僕の名前は小田S直幸と言いますっ。」 アゴクラッシュが聞いた、 「小田SのSってなんて意味ですか?」彼女の顔は少し赤くなっていた。 小田はそれに激怒し、 「それはセニョールのSですっ!!安易な考えで変な事聞かないで下さいっ!!!」と答えた。 その時の顔はとても見れたもんじゃなかった事を覚えている。 あの頃が懐かしい…… 正面玄関の入り口には黒人さんのような教師が立っていた。恐らく名前わモーフィアスだろう。 その教師が笑いながら言った… 「チャイム鳴たヨぉっハヤク中に入りナサイっ!!」 彼らは見ぬフリをして教室まで入っていった。 他のみんなはもぉ席についている、濃い顔の強者どもが揃っていた。 突然前のドアが開いた。
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