~第一章~ 出会い

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「オハヨゴザマァ~っスっ!」 入って来たのはあの時の黒人さんだった。 「今日カラ君タチノ担任シマス、カトゥ~Sモーフィアスでスっ!ミナサン、ヨォシクネェ~」 やはりモーフィアスだった、しかし黒人ではなく純正の日本人だそうだ。 天才面の木村賢治が言った、 「あのぉ先生っ!Sってどうゆぅ意味ですかぁ?」 あの笑顔からは想像がつかない顔でモーフィアスは言った… 「Sはセニョ~ルのSデスっ!!そんな事モ知ラズニ生きて来たノカ君ワっ!!恥じヲ知リたまえっ!!」 その時小田はモーフィアスのSという言葉に反応し得意気に不適な笑みを浮かべていた…… そこはそんなに大事なんだろうか、ハイデブは自問自答していた。 モーフィアスの本職は教師ではなくお寺の住職らしい。 そしてモーフィアスの授業が始まった…。 「…………マイナス3㎝イコール2√5χになる。つまり、君たちが今いるこの世界はマトリックスなのですっ……! ではさっき配った物を見て下さい。」
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