~第一章~ 出会い

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見た事の無い、中年ぶとりの男が入って来た。 「こんにちわぁ~今日から皆の担任になったぁ~師毛田武史(しけた たけし)といいまぁ~す。突然ですが今日はみんなに殺し合いをしてもらぃまぁ~す。とりあえず説明のビデオ見てくれぇ~皆寝るんじゃないぞぉ~」 たけしは楽しそぉにしながら言った。 たけしの顔はいつも何かを(求)めていた。 ビデオでこのゲームの説明がされる。 「ねえねえキム~っ、ボクって実際ちょっと名倉潤と似てナイっ!?」 塩原が瞬きもせず真剣に木村賢治に囁きかけていた。 キムは応えない、この状況にビビッてるワケではない、密かに自分は名倉と似ていると思っていた彼にはショックだったのである。 その時……っ!! 「私語はつつしみなさいっ!」たけしが怒鳴った。同時に塩原の額にダーツが刺ささった。 「はいぃ~っ今回の旅は青森県デス~っ!!」 キムは動揺して頭がおかしくなっていた。 クラス1権力があると噂されるチャパ王が言った。 「先生っ!質問していいデスか? どぉしてこんな事するんですっ!!教えて下さいっ!」 たけしは、「おらぁ知らぁねぇ~てかさぁ」と話しをそらした。 チャパはその答えに納得したのか次の質問をした。 「なんでボク達が選ばれたんですかぁ??」 たけしは 「はぁ~シケた、シケた。たけしシケたよぉ~」と言って笑いをとろうとしたが(クラスの空気読めない隊、隊長の)時田しか笑っていなかった……。
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