~第一章~ 出会い

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「オレはこのゲームに参加する…」。 後ろのロッカーの方から声がした。見るとコソコソ隠れながら鼻をかんでいるやつがいた。 彼は(桐沢かずお)と言うらしい。とても目付きやしぐさが危ないヤツだ…。 「ワイも賛成やっ!」 反対側にもう一人大柄な男が立っていた。最強の18歳、川田辰章だ。この二人に狙われたら多分生きてはいけないだろぅ。 たけしが言った。 「そうです。君たちのようなクズは殺し合いをして死んだ方がイイんですっ」 やはり楽しそうに言う。 なんだか教室に 気 が溢れだしてきた。 「ク、クリリンのっ、クリリンの事かぁ~~っ!!!!!!」 ドラゴンボールおたくの遠藤が席を立って言った。しかしそれを言って教室を逃げ出してしまった。 (ダダダダっ!!) 「お、おらは死なねぇ~っ」 遠藤は撃たれて倒れた。 「フッ、ドラゴンボールさえ渡せば命だけは助けたものを…やってしまいなさいっドドリアっザーボンっ!!」 たけしも結構知ってたようだな。
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