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「オレはこのゲームに参加する…」。
後ろのロッカーの方から声がした。見るとコソコソ隠れながら鼻をかんでいるやつがいた。
彼は(桐沢かずお)と言うらしい。とても目付きやしぐさが危ないヤツだ…。
「ワイも賛成やっ!」
反対側にもう一人大柄な男が立っていた。最強の18歳、川田辰章だ。この二人に狙われたら多分生きてはいけないだろぅ。
たけしが言った。
「そうです。君たちのようなクズは殺し合いをして死んだ方がイイんですっ」
やはり楽しそうに言う。
なんだか教室に 気 が溢れだしてきた。
「ク、クリリンのっ、クリリンの事かぁ~~っ!!!!!!」
ドラゴンボールおたくの遠藤が席を立って言った。しかしそれを言って教室を逃げ出してしまった。
(ダダダダっ!!)
「お、おらは死なねぇ~っ」
遠藤は撃たれて倒れた。
「フッ、ドラゴンボールさえ渡せば命だけは助けたものを…やってしまいなさいっドドリアっザーボンっ!!」
たけしも結構知ってたようだな。
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