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「みんな突然だけど聞いてくれやッ!!」
遼が机の上に立ってみんなに聞こえるように大声で叫んだ。
「俺は翔太を頭にとした族のチームを作りたいと思っている。みんなで翔太と一緒に世界最強の族を目指そうぜッ!!」
!?
『何ッ!?遼ッ!!急に何ッ言ってんだよッ!?』
「俺らと一緒に天下を取ろーぜッ!!」
遼は翔太と無理やり肩を組み言った。
『おいッ!!人の話ちゃんと聞けよッ!!』
「何言ってんだよ?自信ないのかァ?」
遼は激しい勘違いをした。
『そんなんじゃ…………』
「大丈夫だってッ!!何たってお前はあの伝説の関東最強最悪で有名な兄を3人も持つ血統書付きのサラブレット何だからよォ!!」
教室は一気にざわめき始めた。
なにせ、族で有名な兄を3人持つ血統書付きの人間が自分らの仲間になると聞けば誰でもテンションが上がる。
遼はめっちゃ自信満々に言った。
『だから何だよ……。俺は兄貴達とはちげーんだよッ!!』
翔太はざわめいている教室を一気に静まり返えした。
『聞いたか!?翔太は兄貴とは別格。比べられないほど強いってよッ!?」
(お前らアホだぁ~……完全にアホだぁ~……)
翔太は遼の勝手な勘違いと発言に悲しみを味わった。
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