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†序章†
覚えてるかい?
君の持つ
尊い輝きと細やかな光を
覚えてるかい?
朝なんて来なくても
僕達は明日に行ける事を
覚えてるかい?
君の悲しみが湖を作り
君の痛みが家となり
君の苦しみが土になって
確かに此所にある事を
忘れないで欲しいんだ
時間は流れて
記憶は霞んで
変わる物がたくさんある中
過ぎていく今日が昔になるから
君が骨と肉塊と魂に分かれても
忘れないでいて欲しい…
ラピスラズリー
瑠璃色の空だよ。
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